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アメリカ軍でのイルカの活躍

警備パトロール犬がその臭覚を使って危険や良くないことを察知するため、歩き回っているの見る事があると思いますが、バンドウイルカが海の中で同じようなことをしていたのを知っていますか。1959年アメリカ海軍は「アメリカ海軍海洋哺乳類計画」を開始しました。海軍は、サメ、エイ、イルカ、ウミガメ、アシカ、海鳥など、いくつかの海洋哺乳類ををその計画に検討しましたが、最終的にイルカとアシカが選ばれました。イルカは潜水能力が高く、知能が高く、感覚が鋭いので、海軍の海中活動を支援するのに最適な生物だったのです。

イルカはどのように活動しているのですか?

イルカは独自のソナーを使ったり、深く潜れる能力によって、海中の物体の位置確認やマーケングなど、海軍にとって有効な任務をすることができました。海軍は、5~7年の間イルカを訓練し、地雷などの危険物を見つけることに使われていました。イルカが何かを発見すると、ダイバーが派遣され、ブイを設置し、任務中の海軍艦船がそこを回避できるようにしました。

以前は、サンディエゴとハワイでも軍事基地で訓練が行われていましたが、現在は、カリフォルニア州のポイントローマで、出産をし訓練が行われています。

海軍のイルカは、任務を遂行するために使われることが珍しくありません。海軍は、貨物機、トラック、船でイルカを目的地まで運びます。移動中は、海軍の訓練士がイルカに付き添い、水を張った輸送用のコンテナでイルカが快適に安全に移動できるようにします。船で移送する時は大きなプールで運ばれ、2時間以上の場合は、獣医が同行します。

イルカは大切に扱われているのですか?

答えは、とても大切に扱われています。海軍の海洋哺乳類プログラムで、海洋哺乳類保護法と動物福祉法に沿って行われています。またトレーナーによって、毎日、外見と健康状態をチェックしています。魚や遊ぶものなどのご褒美もらったりします。イルカとトレーナーは、5から7年の訓練期間を経て、とても仲良くなります。イルカ達は、毎日15~25ポンドの高品質な魚を食べます。

現在もイルカは使われているのですか?

今日でもカリフォルニア州サンディエゴで活動しています。このプログラムは1990 年代に軍によって機密公開され、現在では、訓練された海洋哺乳類の活動をオープンにしています。施設では学生ボランティアのガイド付きで、イルカが訓練されている施設を見る事ができます。訓練されたイルカとアシカは、現在も世界中に派遣されており、プログラム開始以来、彼らの行動に関する研究結果が1200件以上公開sれています。

写真は、弊社スタッフのトシオが、サンディエゴに行った時に遭遇した海軍がイルカをトレーニングしている様子に偶然遭遇したものです。

上の写真は、弊社スタッフのトシオが、サンディエゴに行った時に偶然遭遇した海軍がイルカをトレーニングしている様子です。